年末年始に濃い振り返りをするための3ステップ
久々の更新になりました!
2015年も今日で終わりですね。
会社勤めの方は大型連休の方も多いかと思います。
旧友と再会して飲みにいったり、
実家でゆっくりしたり、
旅行に行ったり、、、、と過ごし方は様々でしょうが、
これだけ一年でじっくり時間がある期間もなかなかないでしょう。
この期間におすすめしたいのが、
『自身の振返りをする時間』をとること。
日常だとじっくり時間をとりにくい方もいるかと思いますが、
この連休は振返りするのに絶好の期間です!
そこで、今回は濃い振返りをするための3ステップをまとめてみました。
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1.『経験値化』する
それぞれに1年間様々な出来事があったと思います。
自分自身も、2015年は1つの節目の1年になりました。
100億達成という大きな喜びもありましたが、
会社の規模と責任が大きくなるに伴い、
今までの自身の働き方を大きく変えなければいけない、
ということを痛感した1年でした。
1年にあった「出来事」、言い換えるなら、
様々な「体験」をしてきたわけですが、
「体験」で終わるのか、
それともそれを「経験値化」するのか、では大きく差があります。
体験とは、ただ単にその出来事をやり過ごしただけ、という状態で、
経験値化された状態というのは、
その経験からの学びが整理され、
次の実行への仮説が出来上がっている状態をいいます。
「経験値化」するためには、
その出来事に対して、
なぜその結果だったのか、が明確に理解できている状態であり、
よい結果ならどうすれば再現性があがるか、
もっと良い結果にするにはどうすればいいのか、
が整理すること、
悪い結果だったなら、
何がだめだったのが、次やるならどうすればいいのか、
が整理することが必要です。
これは年末年始に限らず、常に重要なことですが、
時間があるこの時期は、みっちり「経験値化」するチャンスです。
まずはしっかり1年を振り返り、体験を経験値化する。
これが1つめのステップです。
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2.『流れ』を見極める
1年の振返りをした後は、
「これからどうするか」
を考えたいところですが、
その前にやっておきたいのが、
「流れ」
を見極めること。
皆、必ず何かしらの『流れ』の中にいます。
世の中の流れ、
会社の流れ、
家族の流れ、、、、などなど。
少なからずそれは年々変化していくもので、
ずっと同じ流れということはあり得ません。
自分の『人生の船』の進路を決めていくとき、
その流れに逆らうような進路に舵をきるのか、
その流れをいかしながら、舵をきり進んでいくのか、
それによって、
どのくらいのスピードでいきたい場所にたどりつくか、がかわってきます。
だからこそ、
1年先、3年先、5年先、の自分にまつわる流れをイメージすることが大事です。
会社や上司から出ているメッセージ、発言などはそれを考える上でのヒントになると思います。
思い出しながら、今後の流れ、未来をイメージしてみましょう。
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3. プランを拡げ、フォーカスする
最後のステップは、
『これからどうするか』
を固める内容です。
それぞれに少なからず自身の目指すビジョン、イメージがあると思います。
この1年を振りかえり、
これからの流れを意識した上で、
自身のビジョンを微調整する。
その上でそれに近づくために何ができるか、
とりえるアクションを洗い出していきます。
まずはなにも考えずにひたすら洗い出すのがいいと思います。
そして、洗い出した後、まず今から何をするか、をフォーカスしましょう。
洗い出しと絞りこみのメリハリをつけるのがポイントです。
大事なのは着実にひとつひとつアクションを積み重ね、変化していくこと。
洗い出して満足してはいけません。
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振り返り、と一言にいっても、
考える内容や順序によって、
その『濃さ』は変わってくると思います。
年末年始、1日くらいでも振り返りの時間に当てて、
2016年のスタートダッシュをきる準備をするのもいいのではないでしょうか。
振り返りをする上での参考になれば嬉しいです!
では、皆様よいお年を!