『どうすれば、楽しく働けるのか??』
「この仕事は面白そう!」
「この仕事は面白くなさそう・・・」
こういった話は、
採用活動をしていく中でもよく耳にします。
広告業界などが採用において人気があるのも、
この「面白そうなイメージ」が大きいのでしょう。
ただこの「面白さ」というのは、
「仕事内容」と必ずしも『セット』になっていないことに、
実際に働き始めると気づきます。
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どんな仕事でも半年も一年もすれば、
できる、できないはおいておいて、
それなりに「慣れ」がでてくるでしょうし、
はじめは新鮮に感じていたことが、感じなくなっていく、、、
というのは自然な流れです。
新卒入社から「3年」で転職が多いのも、
・今の仕事はもう1人前になったと満足する
・新鮮さがなくなり、面白味が薄くなってきている
ということが原因としてあるように思います。
しかしそれで転職しても、
また3年で、同じような心理状態になるのは、
容易に想像できます。
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ではどうすれば面白く、楽しく働けるのか?
重要なのは、仕事内容ではなく、
「企み」と「共有」
です。
「これをやったら、お客さんは今まで以上に喜ぶんじゃないか??」
「これをしたら、もっと成果があがるんじゃないか??」
「ここを変えたら、組織が活性化するのでは??」
そういった、「くひひ・・」と思わずいってしまうような、企み。
仕事内容にかかわらず、
この「企み」こそ、
仕事を面白く、楽しくするために必要なものです。
そして、
その「企み」の内容と実行結果を、
仲間と「共有」すること。
これにより、面白さは倍増します。
「共有」が少なければ、
その喜びも小さくなってしまいますからね。
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そう考えると、
例えば上記のように3年いた社員は、
3年いた分、考えられる「企み」もより幅が広くなっているでしょうし、
その「企み」を実現するための、
社内のリソースも潤沢になっているはずなので、
むしろ、より楽しく働けるチャンスでもあるように思いますが、、、
しかし、それもこれも、大前提に、
「企み」を実現できるような組織なのか、そうでないのか、
によるかもしれませんね。
ともかく、
「楽しく働く」
その本質は、
仕事への向き合い方、
つまり、いかに「企み」の内容をもち、
それを「共有」し、実現するか、
そのプロセスに大きくありそうに思います。
向き合い方1つかえるだけで、今より、
より楽しく働けるかもしれません。