USHIGOYA

住宅、仕事、名古屋、子育て、、、など自身が関心があるテーマについてアウトプットしていきます。

住宅ローン審査で最低限押さえておきたい3つのポイント

f:id:ushigoya:20160509073206j:image
 
 

住宅を購入するときに避けて通れないのが、

金融機関による住宅ローンの審査。
 
多くの人は、
「審査」
なんてせいぜいクレジットカードの発行における簡易的な審査くらいで、
初めて審査を受ける方が多いのではないでしょうか?
 
 
今回は、住宅ローン審査において、
最低限押さえておきたい審査のポイントをまとめました。
 
 
○  ○  ○
 
 
①勤続年数
 
前提として住宅ローンの審査において金融機関が見るのは、
その人の
「信用度」
です。
 
「この人は本当に何十年もお金を返し続けてくれるのか?」
「安定的に収入を得て返済してくれるのか?」
という観点で審査をしていきます。
 
そういった審査において、まず重要になってくるのは、
勤続年数。
 
年数が短いと、
「この人、途中で仕事やめやしないか?」
「職が安定してないのでは?」
と金融機関としては不安になるわけです。
 
基準と言われているのは、
勤続年数3年以上。
 
それより長ければ長いほど審査としては通りやすくなるし、
短ければ短いほど通りづらくなります。
 
もし転職と住宅購入を並行して検討しているなら、
転職の前に買った方が、審査のことを考えるなら懸命でしょう。
 
 
○ ○ ○
 
 
②返済比率
 
当然審査となると、その人の年収がいくらか、
というのは大事です。
 
しかし、
厳密にいえば見ているのは年収よりも
返済比率
つまり、
収入に対して住宅ローンの支払いがどのくらいの比率になるか、
ということです。
 
 
例えば、、、
年収400万の人がいたとして、
住宅ローンの支払いが月々7万になるようなローンのプラン』で
審査するとします。
 
年収420万なら月収35万。
その35万のうち、7万が支払になるわけですから、
返済比率は、
7万÷35万×100=20%
となります。
 
 
返済比率の基準としては、
一般的には30%程度と言われてます。
 
なので上記の例では返済比率20%ですので、
返済比率としてはOKというわけですね。
 
 
審査としては
返済比率が低ければ低いほど、通りやすくなりますし、
高ければ高いほど通りにくくなります。
 
 
なので借り入れ年数が長くなったり、
買入額が少なくなるほど、必然的に月々の住宅ローンの支払い比率は低くなるので、
審査も通りやすくなります。
 
 
 
ここで注意しておきたいのは、
車のローンやクレジットカードローンになどによる
住宅ローン以外の借り入れ
です。
 
もし毎月車のローン4万円払っているとすると、
その分、審査における返済比率の計算に加算されて、
審査上の返済比率が上がってしまいます。
 
例えば上記の例なら、
7万+4万=11万
11万÷35万×100=31%
となってしまい、
当然に審査としては通りにくくなります。
 
その他の借入、については注意が必要です。
 
 
○ ○ ○
 
 
③自己資金
 
これは今までとはちょっと違う意味で押さえておいてほしいと思います。
 
というのは住宅ローンの審査において、
そこまで自己資金の有無は重要ではない、
ということです。
 
もちろん自己資金があればあるほど、
その人の信用度としてはプラスですし、
頭金をいれることができれば、②における返済比率も低くなるため、
審査に有利に働くのは事実です。
 
しかし、
①②が◎なら、極論自己資金0円で、
住宅購入にかかる諸費用さえ、借入することも可能です。
 
昔は、
頭金は住宅金額の2割はないとダメ!
という時代もありましたが、
今はそういう時代ではありません。
 
お客様でも、
頭金なしで全額ローンを組まれる方(諸費用だけは現金)
は非常に多いですし、
諸費用も含めてローンを組まれる方も中にはいらっしゃいます。
 
 
なので、
自己資金はあるに越したことはないですが、
人によってはそこまで重要でない、
ということで紹介させてもらいました。
 
 
○ ○ ○
 
 
細かい点やポイントを上げていくとキリがないですが、
今回は最低限おさえたい重要なポイントを紹介させてもらいました。
 
 
せっかく気に入った住宅に出会えたのに、
買うことができない、、、というのは辛いですもんね、、、、。
 
 
みなさんの住宅購入に役立てば幸いです!