思考の幅を拡げ、よりよい打ち手を見つけるシンプルな仕掛け
先日、「ブロック経営体制」への移行の話をしました。
この体制がよりよく機能するように、
毎月全ブロック長(ブロックの責任者)で「ブロック経営会議」と称して場を設けているのですが、
そこで行っている一つのコンテンツが、
「ブロックPDCAセッション」。
これがなにか、というと、
ブロック長同士で課題に対する打ち手の相互FBを行うセッション
です。
端的に流れを説明すると、以下のような流れです。
①発表者が「自身の直面している課題を説明」
②課題を聞いた【数名のグループ×3】が、その課題に対する打ち手をディスカッション
③全体で各グループが考えた打ち手に関して発表
④発表者が③を聞いた感想、また取り入れていく内容を宣言
1セッション40分程度で、
これを発表者を変えながらぐるぐる回していく感じです。
なので各ブロック長は質問者であり、FB者でもある、
ということになります。
自身の課題を開示しながら、
FBをうけ、思考の幅を広げ、
よりよい打ち手をさぐっていく。
そんな狙いをもって、この場をつくっています。
内容自体は非常にシンプルなのですが、
立場同じ者で相互FBしあう場は以外と多くなかったりするのではないでしょうか。
やってみると、やはり課題は類似していたり、
他の人が発表した課題が、
まさしく自身が少し前に経験した課題だった!なんてことは、
よくあります。
このセッションはシンプルで、
立場に関わらずできるので、
自身の課題に対しての打ち手に煮詰まっていたり、
FBがほしい人は自身で場づくりをしてみるのも1つかもしれません。
場の実行自体に難しさはないので、
やるか、やらないか、だけですね!
広大で、自然いっぱいの愛・地球博記念公園
様々な遊具があり、子持ちの家族にはオススメの公園の一つです。
先日いってきたので、さらりと紹介します。
ブロック経営体制への移行
前回、100億達成のその後について書きました。
昨期は126億の成長を遂げ、
その後、今期はどのように動いているのか。
今期のキーワードは、
「ブロック経営」。
全国の運営を複数のブロックに分け、
そのブロック内で様々なジャッジや、取り組みが決裁される体制です。
それまで、
様々な判断は部長、ないし、社長まで上がってくる、という体制でしたが、
一気に権限委譲を進めています。
三枝匡さんがミスミで、スモールイズビューティフルを合言葉に組織運営を提唱していますが、それに似ています。
よりスピード感をもった運営を狙っているのはもちろん、
各ブロック長が権限を持ちながら、経営数字に向き合うことで、経営視点をもった人材育成を進めるのもまた意図としてあります。
権限委譲、と口で言うのは簡単ですが、
若ければ20後半のブロック長もおり、
その年齢で10数億の資金を使って、事業運営をする、というのは、なかなかに思いきったことです。
そのブロックでの売上は優に20億を越えます。そういったブロックがいくつもあります。
当然、
ただ権限委譲して、任せる、
だけではなく、
どのように体制面でリスクテイクするか、
ルールとして制限するか、
など、先を見越して運営が安定的に行いやすいような打ち手を打っています。
実はこの案、
3年ほど前にも社長に提案していたのですが、その際は「まだ組織の人員レベルが十分ではない」、
という最終ジャッジでヤメとなった背景がある施策でした。
しかし、
その後100億を達成し、
昨期は実績だけでなく重要KPIも大きく向上したので、今期よりブロック経営体制に踏み切った形です。
正直なところ、同じ施策でも3年前にやっていたら、機能していなかったと思います。
なぜなら権限委譲に耐えうる現場力の不足、それを支える体制・ルールが不十分であったこと、が今ならよくわかるからです。
つくつぐ、様々な戦略・施策は、
いつやるか?であり、
「タイミング」の重要性を痛感しています。
権限委譲を活かせるだけの現場力、
ブロック運営を支える体制、
リスクをおさえたルール、
これがすべてかけ算になってはじめて機能しはじめるのだと思います。
まだ1年終わらないとよかったのか?は断言はできませんが、
今のところ機能し、リプライスの成長が加速しているのを実感しています。
いやー、
さらに、面白いフェーズになってきました!
まだまだ、進化していき、
会社と共に成長を楽しんでいきたいと思います!
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礼服とかって、
あんまり使わないじゃないですか。
しかし、
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中期目標100億達成、その後。
以前に、
中期目標100億を達成した!
という内容をブログに書きました。
ただそれ以降、会社のホームページの「業績欄」の更新が滞っていることもあり、
各パートナー企業に、
「その後は、、、、(業績大丈夫??)」
と聞かれることがパラパラありまして、、、(笑)
今回はその後の動き、
また業績の報告を簡単にします。
2015年5月締めの期で、
自分が入社した2009年以来、かねてより目標にしていた「売上100億」を達成しました。
しかし、
前期から130%を越える飛躍的な成長の裏には種々の課題もあったのが現状で、
次の年はただ目標を達成するのではなく、
より質の高い組織運営をすることがテーマとなりました。
うちの会社のビジネスモデルは中古住宅の買取事業なのですが、
特に重視したのは在庫管理と回転率。
ストックビジネスなので当然といえばそうなのですが、
そのポイントとなる部分をいかに具体的なプロセスに落としこむかが重要であり、
それまで十分にできていない部分でした。
一部の部署は根本的に役割を見直し(部署の名前まで変えました)、
核となる業務の運営プロセスは大きく見直し、課題部分の強化を図りながら、1年間運営を続けてきました。
この業務運営プロセスの構築では、
若手社員の活躍もあり、期中に運営フローを具体化することができ、
期中にPDCAを回せたのは大きかったです。
最終的に在庫内容、回転率を大きく向上させた上で、
売上126億を達成し、
約120%の成長を続けています。
126億を達成した1年は、
事業の要点をおさえ、
具体化し、運営フローにのせることの重要性とインパクトを実感した1年でした。
そして同時にそれを創り上げ、
検証・改善を繰り返す組織の大切さと力を感じた1年でもありました。
そして今期、
成長を止めることなく、
さらに加速していっています。
まだまだ組織のポテンシャルは、
十分に発揮されてません。
もっと、
他の競合が到底太刀打ちできない、とあきらめたくなるくらいの、会社に。
今期の動きは機会があれば紹介します!